工業用ロールの種類

工業用ロールの種類と用途

■送りロール

ワーク(運搬物)配送するためのロールです。 通常材質にはNBR(二トリルゴム)が使用されることが多く、より耐磨耗性が要求される場合には、UR(ウレタンゴム)を使用することがあります。また蛇行防止のため、表面に特殊な処理を施すこともあります。

■ピンチロール

ワークを挟み込む、抑えるためのロールです。送りロール同様に、NBR・URが使用されることが多いです。

■熱ラミロール

ラミネーターロール・ニップロール等、用途により、さまざまな呼び方があります。 熱に強い材質であるSi(シリコンゴム)が使用され、さらに耐摩耗性、引裂強さを備えたFKM(フッ素ゴム)を使用することもあります。FMKは価格が高い難点があります。■しわ取りロール紙やフィルム等のしわを取るためのロールです。

■塗布ロール

接着剤・塗料等を塗布するためのロールです。 接着剤や塗料の種類により、耐薬品性や使用状況によっては耐摩耗性を持ったゴムが使用さます。

  • NBRは耐薬品性は低いですが耐摩耗性に優れます。
  • 反対にEPT・EPDM(エチレン・プロピレンゴム)は、耐薬品性は高いですがNBRに比べ、耐磨耗性は低くなります。
  • URは耐薬品性、耐摩耗性に優れますが耐熱・耐水性に劣ります。
  • 価格は、NBR→EP・DM→URの順に高くなります。

■ゴミ取りロール

塵(チリ)やほこりなどのゴミを除去するためのロールです。粘着性を持たせており、転写することや清掃により継続的に使用できます。

■アンビルロール

紙・フィルムなどを切断する際に、刃受けのために使用されるロールです。鉄メッキや硬度の高いURが使用されます。

■スポンジロール

塗布に使用されることが多い厚塗りのロールです。さまざまな用途で使用され、ゴム同様の材質(硬度)、発泡目の変化により最適なものを使用します。

■鉄・メッキロール

鉄やその他メッキ加工を施したロールです。さまざまな用途で使用され、ロールの名称も加工内容や用途によって異なります。ロールの名称では、エンボスロール、ドクターロール、アニロックスロール、ローレットロール、判ロール、温冷ロール等があります。

用途に応じたロールのご提供および、メンテナンスを実施

工業用ロールには多種多様な製品があります。また名称も業種や加工製品により異なってきます。 加工内容については、「溝をつける」、「表面処理を施す」、高速回転や長尺ロールの場合の特殊加工など、加工製品によって独自のロール性能や仕様が要求されます。当社ではお客様の加工製品と目的にあった、最適なロールのご提案とメンテナンスを行っています。 またロールを使用したラミネート機、ロールコーター(塗装機)、スプレッダー(糊付け機)、その他搬送設備などを扱っています。お気軽にご相談ください。